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最高ですか?最高です!

 子どもたちにわかる言葉で、子どもたちに話し掛ける。保育をする時には必要な技術である。

満3歳児は、個人差が大きく、理解力にも大きく違いがある。2学期も後半になり、クラスの

中で、全員で教師の話を聞く時間も少し持てるようになってきた頃。勤労感謝の日にちなみ、いつも給食を作ってくれる給食室の方にプレゼントを作ることにする。その導入として「〜してプレゼントしたら、うれしいんじゃないかな〜と思うんだけど…」しかし、反応が鈍い。思わず、「どう?」と投げかけてしまう。するとこんな答えが返ってくる。「どぉぉ〜!!!」思わず吹き出してしまった。「〜してもいい?」「いいっ」など、簡単な言葉でのやりとりが多いりすさん。言葉のキャッチボールでは、OKサインのときは、同じ言葉を繰り返す方程式があるのだ

ろうか。もちろん、「どう?」という言葉の意味がわからなかったんだろうな…と教師として、出てしまった言葉の貧しさに反省をする。反応が鈍かったのには、様々な振り返りも必要である。一方で、決して「イエスマン」ならぬ、「イエスチャイルド」ではない、いやいや期真っ只中で、「いやだ!」の自己主張ははっきりできるこの子たちの言葉…「どう?」「どう!!」

やりとりの術。思いの表現の仕方がとてもユニークで、思わず笑ってしまったのである。

2015.08.31:[保育の目]

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